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2014年1月26日日曜日

老山(ローシャン/ラオシャン)・サーキット(中国・北京)

2014/01/26 記事公開 2013/02/02 一部追記
2014/01/26 一部追記/訂正 2020/05/11 記事を整理

今回は指向を変えて外国のサーキット。
中国には60年代に建設されたサーキットがあったという情報が2chの書き込みにあったので調べてみた。
68 :音速の名無しさん:2010/10/31(日) 23:06:09 ID:vUI9Q4x80
あとがいしゅつかも知れないが、中国。
F1中国GPやってるサーキットとは別に、
'60年代あたりに結構立派なサーキットが作ってあったらしいね。
「将来、こういう施設も必要になるかも知れない」って。
日本よりよっぽど先見性があるw 
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/f1/1285787950/ 

そして、関連があるのではないかという記事を1983年のカーグラフィックから抜粋してみた。

香港-北京ラリー詳細決まる 5月1日から5日間 武漢経由で3400km
 幻に終わった北京-パリ・ラリーに代わって、今度は、新中国を舞台とした初の国際モータースポーツイベントとして香港-北京ラリーが行われることになり、開催要項の決定と同時に、昨年12月末から、参加の受け付けが始められた。 香港自動車協会と中国モータースポーツ協会との共催で開かれるこれは、5月1日に香港・九竜のニューワールドホテル前をスタートし、5月5日、北京の天案門広場でフィニッシュを迎えるもので、ルートは、工業都市・武漢を経由する。
(中略)
もうひとつ、北京郊外にある1周4.8kmのローシャン・サーキットでの最終スペシャルステージも、話題のひとつだ。このコースは、文化大革命前に建設されたまま、使われずにいたもので、ピットやガードレールなどの付帯工事が未完成な状態だが、鈴鹿サーキットに先んじて、新中国にレーシングコースが建設されていたことは興味深い
(後略)
(CG 1983年 3月号 P326)

実際には第1回目の香港-北京ラリーは1985年に開かれたが、恐らく同じルートだと思われる。
文化大革命は1966年から1977年辺りまで続いた中国の改革運動である。
このサーキットに関する資料もその大規模な運動の中で闇に葬られたのかもしれない。

追記(13/2/2)

中国、F2レースに興味最近、日本を訪れた 香港自動車クラブの関係者が語ったところによると、国際社会への復帰を急ぐ中国では近い将来、国際規格によるF2レースに取り組む意向であるという。舞台となるのは、北京の西の郊外にある老山(ラオシャン)サーキットである。ここは、日本の鈴鹿サーキットよりも早く、1960年代のはじめには基本部分の走路のみは完成していたものだが、その後、文化大革命の際に、西欧的なものに対する排斥運動のあおりを食らって、打ち捨てられたままになっていたものである。現在はピットや観客席などの付帯設備の工事が急がれているほか、走路自体も国際水準に合致したものになるように、大幅な改修が加えられることになっている。これに先立ち、中国当局では、中国各地を走るラリーとレースをミックスしたような大イベントの開催を計画していたといわれているが、昨年の香港・北京ラリーももう少しのところで開催できなかっただけに、事の成り行きに対して、関係各方面は慎重な姿勢を崩していない。(CG 1984 4月号より)
マカオは1983年にフォーミュラパシフィックに替わりF3規定を導入しはじめたが、F2を導入する構想もあったという。
その流れでマカオと北京、そして日本を含めた"極東F2選手権シリーズ"というものも計画されていたようだ。

結局1983年に第1回を開催する予定だった香港-北京ラリーだが、実際には開催されず、2年後の1985年に初開催される事になった。
この地点でサーキットがSSとして使われたようではある。

結局、F2レースが開催されることもなかったようで、サーキットが完成される事もなく正式な自動車レースを開催したことも無いのではないかと思われる。
ただし、昔バイクレースを開催していたという記録があるという。

追記(14/1/26)

こちらの北京の西部にある"老山マウンテンバイク場"の周りにある道が恐らく正しいサーキット跡だろう。


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この周りにある道は現在公道として使われているようだが、ここがコース跡だと思われる。
Googlemapで距離測定をしてみると4.9kmという事で記事にある距離とも近く、北京の西側という位置的にも合致する。
現在は2008年の北京オリンピック時のマウンテンバイク競技の会場として使われ、コース西側にも自転車競技用のスタジアムが建設されている。

2013年2月5日火曜日

インジェ・インターナショナル・サーキット(韓国)

インジェ・スピーディアム/インジェ・オートピア(韓国 江原道)
Inje Speedium / Inje Autopia
距離
国際コース-4,207m
北コース-2,577m
南コース-1,375m

スーパー耐久シリーズでは今年から海外戦が2戦行われることになっていたが、PenBayのレースは調整中になってしまった。
そこで、ここでは韓国戦で使用されるサーキットについて簡単に触れたい。

スーパー耐久では5月26日の第2戦に組み込まれているのがこのインジェ・オートピアである。
他にも8月の前半にアジアン・ルマン・シリーズ、8月後半にはスーパーフォーミュラも開催される予定だ。


(下に掲載されている高低表は微妙に正確ではないようだ。)

山間に作られたこのサーキットは、全長4.2km、コーナー数20のサーキットで、FIAのグレード2認証を受ける予定。
最大高低差は約40mあり、アップダウンはかなり激しいものとなるだろう。

前半は上下の激しい区間である。
ホームストレート後半から徐々に下り始め、ターン1-2まで下りながらの高速右コーナーを抜け、ターン3から10%の登りである。
ターン2付近の標高が一番小さい。
ピットレーンはターン1-2-3の内側を通り、ここで合流する。

登り坂を登り切った辺りにターン4のヘアピンがあり、立ち上がってからすぐに9.3%の下りに入る。
その後もターン5a-5b-6と下ってから上る左複合コーナーが待っている。

ターン7を抜けた後の直線も少しずつ登り続け、大体ターン8辺りでコースの標高が最大となる。
アウト側にはホテルとコンドミニアムがそびえている。
ここからは10-11-12-13と細かいコーナーが連続し、途中からコースは下り始める。
下に掲載した動画は12コーナー辺りから分岐しホームストレートに戻ってくる北コースである。

南コースに入ると下りながら高速-中速コーナーが続き、ターン17辺りで下りから登りに変わる。
南コースのピット前のストレート前も登りが続き、最終コーナーでその頂点を迎え、そこからコントロールライン手前までまた下っていく。



(※北コース)

このレイアウトの設計は、主に北米でのサーキット設計に広く関わっているウィルソン・モータースポーツ社の設計だ。
この会社はアメリカのミラー・モータースポーツ・パークやバーバー・モータースポーツ・パークなどを設計している。
http://www.wilsonsaharamotorsports.com/

初期案? 
韓国の国際イベントといえば、「コリアスーパープリ」と呼ばれる国際F3レースが昌原(チャンウォン)市の市街地コースで開催されていた。
これは1999年から2003年までマカオGPの直後に開催されていたもので、ジェンソン・バトンやルイス・ハミルトンなどもこのレースに参戦した経験がある。

初期案?

以前にもチャンプカーを誘致した事があるが、すべて事前にキャンセルとなり実現していない。
2010年に韓国国際サーキットにて最初のF1韓国GPが開催されたが、様々な問題が発生し悪い意味で注目されてしまった。


初期案?

韓国のモータースポーツはまだ発展途上ではあるが、F1が起爆剤となりモータースポーツへの関心が高くなってきているようだ。





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2013年2月2日土曜日

PenBay International Circuit (台湾)


Penbay International Circuit / 大鵬灣國際賽車場(台湾 屏東県)
全長/3,527m 右回り

スーパー耐久シリーズでは今年から海外戦が2戦行われることになっている。
ここでは台湾戦で使用されるサーキットについて簡単に触れたい。

12月22日の第8戦に組み込まれているのが、このペンベイ国際サーキット。
2011年9月にオープンした台湾初の国際格式のサーキットで、FIAのグレード2格式を取得している。
以前は第二次大戦中の旧日本軍の飛行場になっており、今も旧日本軍の遺構が残っている。
今は再開発され大鵬湾国際レジャー地区としてサーキット以外にもアウトドア・レジャーが楽しめる。




グレード2格式のフルコースは右回りの全長3,527m、コース幅は12-20mとなっている。

前半は北側オーバルをほぼ1周し、そこからテクニカルなロードコース区間に入る。
後半はかなり中速~低速のテクニカルな区間が続くが、このあたりは道幅やランオフエリアが狭く、コンクリートウォールが近いので、ミスが即クラッシュに繋がる区間である
S耐のような混走レースでは少々波乱がある展開になるかもしれない。
コースはほぼフラット。

フルコースの他に、ショートコース、北側に設けられた950mのオーバルコース、435mの南側オーバルコース、ドラッグストリップが使用出来る。

前述したとおり、飛行場として使われていたため、古い貯水塔がオーバルの内側にあったり、飛行機をモチーフとした建物を最終コーナー入り口辺りで潜ったり等もする。
FIAグレード2格式のサーキットなので、これから様々な国際大会なども開かれるなどではないだろうか。
日本でもこれからポピュラーな海外サーキットになるかもしれない。


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