Inje Speedium / Inje Autopia
距離
国際コース-4,207m
北コース-2,577m
南コース-1,375m
スーパー耐久シリーズでは今年から海外戦が2戦行われることになっていたが、PenBayのレースは調整中になってしまった。
そこで、ここでは韓国戦で使用されるサーキットについて簡単に触れたい。
スーパー耐久では5月26日の第2戦に組み込まれているのがこのインジェ・オートピアである。
他にも8月の前半にアジアン・ルマン・シリーズ、8月後半にはスーパーフォーミュラも開催される予定だ。
(下に掲載されている高低表は微妙に正確ではないようだ。) |
山間に作られたこのサーキットは、全長4.2km、コーナー数20のサーキットで、FIAのグレード2認証を受ける予定。
最大高低差は約40mあり、アップダウンはかなり激しいものとなるだろう。
前半は上下の激しい区間である。
ホームストレート後半から徐々に下り始め、ターン1-2まで下りながらの高速右コーナーを抜け、ターン3から10%の登りである。
ターン2付近の標高が一番小さい。
ピットレーンはターン1-2-3の内側を通り、ここで合流する。
登り坂を登り切った辺りにターン4のヘアピンがあり、立ち上がってからすぐに9.3%の下りに入る。
その後もターン5a-5b-6と下ってから上る左複合コーナーが待っている。
ターン7を抜けた後の直線も少しずつ登り続け、大体ターン8辺りでコースの標高が最大となる。
アウト側にはホテルとコンドミニアムがそびえている。
ここからは10-11-12-13と細かいコーナーが連続し、途中からコースは下り始める。
下に掲載した動画は12コーナー辺りから分岐しホームストレートに戻ってくる北コースである。
南コースに入ると下りながら高速-中速コーナーが続き、ターン17辺りで下りから登りに変わる。
南コースのピット前のストレート前も登りが続き、最終コーナーでその頂点を迎え、そこからコントロールライン手前までまた下っていく。
(※北コース)
このレイアウトの設計は、主に北米でのサーキット設計に広く関わっているウィルソン・モータースポーツ社の設計だ。
この会社はアメリカのミラー・モータースポーツ・パークやバーバー・モータースポーツ・パークなどを設計している。
http://www.wilsonsaharamotorsports.com/
初期案? |
これは1999年から2003年までマカオGPの直後に開催されていたもので、ジェンソン・バトンやルイス・ハミルトンなどもこのレースに参戦した経験がある。
初期案? |
以前にもチャンプカーを誘致した事があるが、すべて事前にキャンセルとなり実現していない。
2010年に韓国国際サーキットにて最初のF1韓国GPが開催されたが、様々な問題が発生し悪い意味で注目されてしまった。
初期案? |
韓国のモータースポーツはまだ発展途上ではあるが、F1が起爆剤となりモータースポーツへの関心が高くなってきているようだ。
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